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1996年5月号 ショック!eWorldサービスの終了と新ニュートンの発表MacWorld Expo Tokyoで大いに盛り上がったNewtonであるが、残念なニュースが飛び込んできた。皆さんがこの記事をご覧になるころにはeWorldサービスが終了し、eWorldの一部であるNewton Mailを利用していたNewton Userは、E-Maialによるコミュニケーションの手段を失ってしまった。この記事の執筆時点ではCISのメーラーソフトが提供されるという話である。NewtonというPDAは、単にPIMを利用できるPDAであるという以上に、グラフィックを含めてE-Mailで送付可能であるという独自の環境も込みで評価されていたと思うのだが、今回のAppleの決定にはNewton Userとして、eWorldにアカウントを持つものとして非常に腹立たしいものである。
さて、いままで利用が可能だった、日本語メールはどうだろうか?残念ながら、鷲見氏のConvMailがAlohaでは利用できないので、日本語でのメール交換もできない。Aloha用のConvMailの開発についても期待したいところである。OS 2.0で対応されているという、TCP-IPを利用したNewton用のメーラーは年内一杯かかる予定と発表されている。エヌフォー社、ファクトリー社が開発中とされている日本語対応メーラーには、ますます期待がかかる。また、名古屋大学の河口氏による通信ソフト、WabTermの開発にも大いに期待したいものだ。
当面Newtonが失ってしまったE-MailによるコミュニケーションをMagicCapの技術により一層押し進めたものがPaseoというサービスである。Plain Textのメールはもとより、絵メール、音声メール、アニメーションメールがサポートされている。当然、MagicCap独自のAgent機能を利用した、高度な利用方法も今後はサポートされてゆくだろう。問題は、現時点での展開はあくまで市場調査のための1年間のトライアルであり、日本語環境には対応していない。以前のNewtonと同じく、手書きのグラフィックとしては可能である。
MagicLink端末についてはPDAとしてのみ評価するのではなく、パセオというインフラとMagicCapテクノロジーを利用したサービス全体を評価しなければならない。MagicCapテクノロジーは、もちろん将来的にはNewtonにもMacintoshにも、そしてWindowsにも利用できるものである。(Windows版のベータは既に配布されているが、日本ではPaseoに対応していないので使えない)
さて、Nifty上でも早速にMagicCap関連の会議室が設置されている、FENOTE Mes.13「新型携帯端末(MagicCapデバイス専用)」である。もちろんSBNNのMes.14「PDA Banzai! ◇超携帯電脳 」会議室でもNewtonに加えてMagic Capの話題も活発にやりとりが行われているので是非とも気軽に参加してほしい。
最後になったが、Newton Userには嬉しいニュースを、Newton MessagePad 130が発表された。匡体はMP120と同じだが新機種では、バックライトが採用され、System Memoryが500Kから1MBへと増加されて、Heap不足の悩みは大幅に改善されるだろう。詳細はAppleのデータシートを見てほしい。当然、日本での発売や日本語対応については未定である。
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