1997年1月号
AMPアプレットガイド Part IV
さて、また今月も引き続きアプレット集の第四弾である。 Newton ユーザーにとっては、次々と新しいアプレットが発表されて、嬉しい悲鳴状態であろう。
第一に取り上げるのは、日本ポラロイド株式会社から発売されている、Team Agenda 2.5J である。マッキントッシュユーザーにとって、P.I.M.(Personal Information Manager)の定番と言えば、誠和システムの Now Up-to-Date と Now Contact のバンドルであろうが、 Newton ユーザーの我々にはこの Team Agenda 2.5J は、とても魅力的なソフトである。
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Team Agenda 2.5J は、基本的にはネットワーク環境下にある PC ユーザーのために、スケジュールをサーバーで管理し個々の生産性を向上させるというソフトである。もちろん、サーバー、クライアント側の両方で、Macintosh版とWindows版がともに用意される。ネットワークのプロトコルも、Apple Talk (Macintosh)、NetBIOS (Windows)に加えて IPX/SPX と TCP/IP もサポートされている。本稿は、PDA に関するものがメインなので詳しくは述べないが、共用の予定表のシェア、業務の割り当て、ミーティングなどのスケジュールの提案と承認機能など、PCネットワーク環境を良く活かしたソリューションであろう。 |
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特筆すべきは、日本語で Newton とのスケジュールのシンクロナイズが可能であるという点にある。ただでさえ困難なデータのやりとりを、PC側と Newton 側で、簡単にシンクロできる。Team Agenda 2.5Jを立ち上げて「Newton と同期」を選択し Newton 側もTeamAgenda Packageを立ち上げて接続をタップするだけである。なんとも容易にシンクロができる点が素晴しい。同期をとる期間も好みに応じて設定できるので、今週分のみ、来月分のみといったかたちでシンクロが可能である。もちろん公開スケジュールサーバーに蓄えられた情報も同時にシンクロされる。また Newton 側の Dates の情報も、Team Agenda に合わせてカテゴリーや、公開レベル、参加者といった項目が拡張される。これこそ、 Newton ユーザーの待ち望んでいたP.I.M.ソフトであろう。
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惜しむらくは、Contact情報に関しては Team Agenda 2.5J ではサポートされていない点にある。本来の目的が、PCネットワーク上での共有スケジュールの管理、というソフトであるので止むを得ないとは思うが、是非とも来るべきバージョンアップでは、Contact 情報の共有化と Newton とのシンクロにも手を付けてもらいたいものだ。
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さて次に取り上げるのは皆さんお待ちかねのゲームの登場だ。株式会社エヌフォーから、NetiGame がリリースされる。これは Same Game、Maki Game と同様のパズルゲームである。隣り合った可愛いらしいパズルアイコンを、タップして消して行くというシンプルなゲームだが、とても楽しい。思わず時間を忘れそうになる方のために、プレイ時間を制限しておくモードもある。完全にパズルを消すと楽しいサウンドが聞こえるので、ぜひとも挑戦してみてほしい。
Newton 上のゲームならではの特徴として、各自のハイスコア(得点と残りのコマ数)をビームで交換可能にする機能もついている。また、ランドスケープモード(横表示)でのプレイも可能であり、この場合は横表示でのハイスコアが別途記録されるようになっている。さらに、NetiGameをプレイするパズルアイコンは二種類を好みで選べるようになっているが、特定の日にプレイすると現われる、隠しアイコンも用意されているので、その日を楽しみにしていよう。 |
最後にニュースを一つ。国内有数の商用 BBS の NIFTY-Serve に、Newton Users' Forum が開設された。初心者向けから、プログラミングの会議室まで用意されている上、アクセサリーやバッグの情報を扱う会議室もあり、なかなか充実している。
ライブラリには、国内の Newton プログラマが開発した、TapBar Moduleや、Newton Bookなども登録されていて、これは便利と思わずうなってしまうModuleも数多い。ここでは数あるTapBar Moduleのうち、筆者が愛用しているものを紹介しておこう。
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「Launch Button 1.2」は、難波哲夫・貴美子ご夫妻の作による TapBar Module で、インストールされているアプレットを、一発で起動できるランチャーである。「Battery Now!」は、石川 雅史氏の手になる Module で、現在の電池容量をタップするだけで電圧とパーセンテージで表示するものである。さらにこの Module には、バックアップ用の電池の数値も表示されるという機能もある。
「キャレット熟語登録」は、前出の難波ご夫妻の作であるが、Newton OS 2.0で表示されるキャレットから、よく使う文字や言葉を登録して、入力テキストの中に挿入することができる。キャレットから入力する単語を登録、削除するアプレットも同梱されているので、好みの単語を登録して利用することが可能だ。
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Newton Book も多士済々である。お馴染み、関根 辰夫氏の「AkibaMap+」の OS 2.0対応版や、齋藤 匡弘氏の手による「Newton Error Code List」、石川 健治氏の「ニフティー・アクセスポイント」など、Newton Book の特徴を良く活かした Book が多数登録されている。是非とも皆さんアクセスしてみてほしい。
この文章は1996年12月18日発売のMACLIFE誌に掲載された記事です。従って現時点での情報と異なる点があることを予めご了承ください。