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1997年8月号
「DearザウルスとMP2K定番アプレット」
Dearザウルス 2.0
さて今回は、ついに(株)エヌフォーから発売された、Dearザウルス 2.0 の話をしよう.Dearザウルス 2.0は、OS 1.X 用に発売されていた「Dearザウルス」の Newton OS 2.0用バージョンアップ版である.従来は、ザウルスと名刺管理、電話帳のデータのみがやりとりできたが、新バージョンでは、これに加えてスケジュール、記念日のデータも交換できるようになった.
 | 大きな進歩と言えるのは、この「Dearザウルス」が、光通信に加えて、これらのデータをシリアル経由でも交換できる点にある.つまり、ザウルスに用意されている Mac OS 用のソフトとケーブルを利用することで、 Newton のデータをデスクトップ機と交換できるようになった訳だ.Data Link-Z (シャープシステムプロダクト株式会社製)などを使えば、簡単に Mac OS 機でデータ交換が可能になった.
さらに、同じく株式会社エヌフォーから発売されている「び〜エモン」という光通信インターフェースを利用すれば、 Mac OS 機とワイヤレスのデータ交換が可能である.MessagePad 130 に、ザウルスのふりをさせるパッケージと言えば分かりやすいだろうか、 Newton 用のアプリケーションを利用しなくてもデータ交換ができる点を評価したい. |
NIFTY SERVE の Newton Users' Forum (FNEWTON) のデータライブラリには、ファイルメーカーProのスクリプトを利用して、Now Up-to-Date, Now Contact とのデータ交換を可能にするファイル変換用書類が登録されている.Dearザウルス 2.0とファイルメーカーProがあれば、Now Bundle のデータも Newton と交換することが可能になる.
この「NUD<=>ZAU」の作者である岡部 昇さんは、FNEWTON のサブシスをしていらっしゃり、NIFTY SERVE のPDA関連会議室では有名な方である.Now Software から発売されている、Now Synchronize では日本語データが交換できないが、NUD<=>ZAU を利用すれば、P.I.M.の定番である Now Bundle のデータも簡単に Newton で利用することが可能になった.
MessagePad 2000 の定番アプレットは?
さて、既に皆さんもご存知の通り、Apple Computer Inc. から、Newton 部門が独立し、別会社となった.この原稿執筆時点では、正式な社名もフィックスしていないようだ.MessagePad 2000 は、本国では好調なセールスを記録しているし、一日も早い日本での正式発売を期待したい.待ちきれずに英語版を輸入した方も数多いと思うので、MessagePad 2000 用の便利なアプレットを紹介しておこう.
まずは、ButtonBar Plus である.MessagePad 2000では、Extras, Names, Datesなど、MP130 では液晶画面下にハードボタンとして並んでいたものが、ソフトウェア表示になっている.つまり、自由に登録されているボタンを変更できる訳だ.
標準状態では並べるボタンの数に制限があるが、このアプレットを利用すると、より多くのパッケージを ButtonBar に登録することが出来るようになる.複数のセットを設定し、切り替えて使用することも可能である.
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 | Newton 版 P.I.M.の定番と言えば、DateMan 3.02 であろう.MP130 では高度な機能ゆえに実行速度が遅くなってしまい、いらいらしたものであるが、流石に MessagePad 2000 では処理速度が驚異的に改善された. |
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the writeStuff は、MessagePad 2000にプリインストールされているNewton Worksの機能を拡張する六つのアドオンツール集である.文字数、行数のカウント、スペースとタブの入れ換え、スタイルシートの作成等 Newton Works にデスクトップコンピュータ用ワープロソフト並みの機能を追加できる.
また、Newton Works 上では手書き文字認識がサポートされていないが、the writeStuff に含まれる Scribe Works を使えば Newton Works 上でも手書き文字認識を利用できるようになる.
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 | NewtCase 3.0.2 は、Desktop 1.02, NewtCase PkgMgr, NewtCase ExtMgr, SleepAid, Newtinfo, SoupKitchen の6つで構成されている.
Desktop は、バックドロップとランチャーの機能をそなえている.Package Manager は、Messag Padにインストールされているパッケージを管理するためのユーティリティで、丁度 Mac OS 機の「情報を見る」のように、パッケージの詳細情報を見ることも可能だ.Extensions Manager は、パッケージの使用/不使用を設定するユーティリティで、用途別にパッケージのセットを作成し、複数のセットを切り替えることで瞬時にシステム環境を切り替えることが可能にする.Internet Enabler などを利用する際のヒープ確保にはとても便利だ. |
SleepAid は、標準のスリープ設定を拡張するユーティリティで、スリープするまでの条件をより詳細に設定することができる.NewtInfo では、現在の Message Pad の状況を表示、レポートの作成も可能だ.Soup Kitchen は、スープのデータを表示し、変更も可能にするユーティリティ.
以上、4点を取り上げたが、これらが日本で発売されるであろう日本語版で全く問題なく動作するかどうかは、現時点では全く想像もつかない.英語版を入手された方にはどれも便利に使えるお奨めのパッケージである. |  |
最後になったが、今回のMessagePad 2000 の定番アプレット特集では、新宿の The Newton Shop さんに、ひとかたならぬご協力を頂いた.紙面を借りて御礼申し上げたい.
この文章は1997年7月18日発売のMACLIFE誌に掲載された記事です。従って現時点での情報と異なる点があることを予めご了承ください。
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