1997年10月号

altoシリーズ:Happy ver.1.0.1

Factory Mail for Nifty-Serve で、皆さん良くご存知の、有限会社ファクトリーから発売されている、altoシリーズ:Happy がバージョンアップされる.今回は、altoシリーズ:Happy ver.1.0.1 をご紹介しよう.

alto:Happy ver.1.0.1の機能アップは多岐にわたるが、特に注目すべきなのは、Dates の機能アップであろう.まず第一に、今日の予定を表示する機能が搭載された.これは、Newton の電源を入れたその日の最初の時に限り、一日の日程のサマリを表示してくれるものだ.電源を入れれば、当日一日の予定が自動的に表示され、予定を見落とすことが無くなるだろう.

第2に、予定のオーバービューを表示することが可能になった.この機能は、Dates Buttonをタップし続けることにより、ユーザが設定した日数に応じた予定のサマリが表示できる.3日、4日、5日、6日、1週、2週と設定が可能であり、Meeting、Event、To Do の全ての指定期間中のサマリが表示される.

これらは言わば、P.I.M. 機能の充実である. Newton の P.I.M.と言えば、Stand Alone 社の DateMan が有名であるが、DateMan は、より高機能を目指す余り、MessagePad 130 では少々オーバースペックとも思える.また、少々バギーな点も気になるので、筆者は専ら alto:Happy を愛用するようになった.

一方で、Extras、Names、では壊れたデータが含まれているときも、安定して作動するように細かい改善がなされている.

嬉しいことに、このアップデーターは、Factory のホームページや、商用 BBS の NIFTY SERVE の Newton Users' Forum (FNEWTON) のライブラリで公開され、有償アップグレードという形をとらないとのことだ.正式公開の日付はこの原稿執筆時点ではフィックスされていないが、皆さんがこの記事をご覧になるころには公開されていることと思う.

また、有限会社ファクトリーのホームページの URL が変更になる.http://www.factory-1987.co.jp が新URL なので、ブックマークを変更しておこう.

NetiGame 強化キット
一方、(株)エヌフォーからは、パズルゲーム「さめがめ」の Newton 版、NetiGame を機能強化するキットが発売になった.従来の NetiGame と併せてインストールすることによって、駒の種類やボードの変更がボタンから簡単に行えるようになったり、何度でもやり直しができる「無制限アンドウー」が実現された.さらに「駒の分布図表示」と「選択中の駒数表示」機能も搭載されている.

MessagePad 2000 や、eMate 300 をお持ちの方には、グレースケールに対応したきれいな「うさちゃん駒」と2種類の駒数が多いボードも用意されている.加えて、英語システムでも安心して使える英語版パッチも添付されている.

ゲームの途中まで進めておいて、スタート時点まで戻る機能まであるので、筆者は久々に NetiGame にはまってしまった.eMate 300 でゲームをしてみると、意外の難しさに挑戦しがいがある.

本国では、Newton Inc. も新しいロゴを公開(http://www.newton-inc.com/でご覧になれる)するなど、順調に立ち上がったようだし、日本での Newton 環境にも、そろそろ新しい動きが始まることを期待している.


この文章は1997年9月18日発売のMACLIFE誌に掲載された記事です。従って現時点での情報と異なる点があることを予めご了承ください。