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1998年4月号 MP2.1K の二つの日本語環境ついに去る1月31日「MessagePad 2100 日本語版」が正式に発表された.発売はアップルコンピュータ株式会社からではなく、(株)エヌフォーよりなされた.今後、日本国内での「MessagePad 2100 日本語版」のハードウェア、および日本語環境ソフトウェアの開発、サポート、流通はエヌフォーが行うことになったのだ.正式発売は3月31日で、価格は188,000円である.さて、皆さんも MACWORLD Expo/Tokyo1998 へお出かけになっただろうか.今回の Expo は、Newton ユーザーにとって、大変実りの多いものだった.順にご紹介しよう. まず第一には、The Newton Shop から先行発売されていた MessagePad 2100(英語版、日本語ソフトは後日郵送)に、正式発売前の日本語ベータ版のインストールサービスが行われたことだ.初日の午後1時に初回のインストールサービスが行われたが、時間前に十数名が列を作っていた. この日本語ベータ版は、あくまでも先行発売品を購入したユーザーに、不自由ながらも日本語環境をテスト的に使ってもらう、という考え方でインストールサービスが行われているので、現状でははっきり申し上げて不満が多いレベルである.もちろん、正式発売の暁には、MessagePad 130 での UniFEP 2.02 を凌駕する日本語環境となるのであろう.大いに期待したいものだ.
スクリーンショットでご覧の通り、Notes、Works では日本語が自由に使えるが、Names、Dates では日本語表示もできないものである.MP130 での日本語環境が圧倒的にスピードアップされた MessagePad 2100 で使えるのであれば、殆どのユーザーは十分に満足できるであろう.正式発売と同時に、最低でも日本語対応のメーラーくらいは用意してもらいたいものだ.
ただし筆者が唯一心配するのは、この独自の二つの環境のそれぞれに、日本語版のアプレットが必要になるであろうという点にある.現状では、限られた Newton 関連デベロッパーの開発力で、双方の環境に適合するソフトが提供されるのか?という点が心配である.日本語対応の、メーラー、ウエッブブラウザー、そしてデスクトップ機とのデータコンバーターは最低限必要であろう.どちらの環境に、どれだけのデベロッパーが開発力を傾けるかで、実用価値は大きく変わってしまうと思われる. さて、第三に取り上げるのは、Newton Japan Users Group の活動である.ユーザーズグループのブースの一部での出展ではあったが、我々 Newton ユーザーにとって、素晴らしい功績をあげられている.メンバーの皆さんのエバンジェリズムには頭が下がる思いである.
この記事を皆さんがご覧になるころには、エヌフォーの正式な日本語版の発売日も近い.これから、どんな日本語対応アプレットが登場してくるのだろうか?ますます活性化している日本の Newton 環境には、今後も目が離せない.
この文章は1998年3月18日発売のMACLIFE誌に掲載された記事です。従って現時点での情報と異なる点があることを予めご了承ください。
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